Colonoscopy
厚生労働省の「全国がん登録 罹患数・率(2020年度)」の統計によると、全てのがんの中でも「大腸がん」は男性、女性とも第2位で上位となっています。
また、大腸がんは男女とも50代全半から増加傾向となるデータがでています。
出典:厚生労働省 「全国がん登録 罹患数・率 報告 2022」
男性のがん罹患(上皮内がんを除く)が最も多かったのが、前立腺(16.4%)次いで大腸(15.5%)、肺(15.2%)、胃(14.0%)、肝および肝内胆管(4.4%)。 女性において罹患が最も多かったのが、乳房(22.3%)、次いで大腸(15.8%)、肺(9.7%)、胃(8.4%)、子宮(6.9%)の順となっています。
出典:厚生労働省 「全国がん登録 罹患数・率 報告 2022」
Symptom
Diseases
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Examination
当院では鎮静剤を使用した大腸カメラ検査(大腸内視鏡検査)を行なっております。
鎮静剤をした場合は、うとうと眠っている間に検査が終わっているという感じで苦痛が少ないのが特徴です。
また、炭酸ガスを使用することにより、検査中・検査後のお腹の膨張感を軽減し楽に検査を受けていただけます。
【検査中にポリープが見つかった場合】
大腸ポリープのうち、癌化の可能性がある腫瘍性ポリープで10mm程度までのものは、その場で切除が可能です。10mmを超えるものや大腸がんが疑われるものは、入院施設のある高次医療機関にご紹介させていただきます。
【大腸内視鏡検査】
健康保険
1割負担:約2,500円
3割負担:約7,500円
【大腸内視鏡検査+組織検査】
健康保険
1割負担:約3,000円~5,500円
3割負担:約10,000円~22,000円
【大腸内視鏡検査+ポリープ切除】
健康保険
1割負担:約7,000円~12,000円
3割負担:約20,000円~36,000円
まずは、診察にお越しください。
服用中のお薬の確認や体の状態の問診を行います。
検査日の予約をいたします。
21時までに夕食をすませてください。
朝より繊維の多い果物や野菜は避け、消化が良い食事にしてください。
水・お茶・スポーツドリンクなど透明の飲料水は 21 時以降も補給してください。
21時に、事前にお渡しした下剤をお飲みください。
食事・下剤の服用について
当日の朝は絶食
検査開始の4時間以上前より腸管洗浄剤(下剤)の服用を開始してください。
(ご希望により、ご自宅での内服か院内での内服かをご選択いただけます)
腸管洗浄剤は約2時間で飲みきってください。
水分摂取について
水、お茶、スポーツドリンクなど透明な飲み物は適宜補給してください。
色のついたジュースや乳製品は検査に影響が出ますので、お控えください。
お薬について
高血圧や不整脈などに対しての普段服用されているお薬につきましては服用してください。
一方糖尿病の薬など一部の薬につきましては休薬をお願いしているものもありますので、詳細はクリニックにお問い合わせください。
麻酔(鎮静剤)を
ご希望された方へ
鎮静剤を使って大腸カメラ検査を行なった場合は、検査終了後も薬剤の影響が半日以上残りますので、ご自身では自動車、バイク、自転車などの運転をお控えください。
ご家族等に送迎いただくか、公共交通機関をご利用ください。
検査時間の15分前にご来院ください。
検査専用の検査着に着替えていただきます。
検査時間は15~20分程度です。
ポリープが見つかり切除した場合は、30~40分ほどになります。
【鎮静剤をご希望された方】
まず点滴のラインを確保し、内視鏡室に移動いただきます。
鎮静剤を投与し、鎮静剤が効いたことを確認してから内視鏡を挿入します。
【鎮静剤を使用された方】
検査終了後30分~1時間程度リカバリースペースでお休みいただきます。
その後、検査の結果をご説明します。
【大腸ポリープの切除や組織検査を行った場合】
結果が出るまで10日ほどかかりますので、再度ご来院いただき結果の説明をいたします。
内視鏡検査の結果、精密検査や手術などが必要になった場合は、患者さまとご相談のうえ適切な病院をご紹介いたします。
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